野生ホップ発見の地

日本のビールのルーツは、岩内町から始まったというのは、皆さんご存知でしょうか?
日本人がビールに親しみを出したのは明治維新前後です。その当時のビールに使われていたホップは国産ではなく、おそらくヨーロッパから持ってきたものと思われています。

北海道のホップ栽培の始まりは、1871(明治4)年(語呂でイワナイ)、開拓史のお雇い外国人トーマス・アンチセルが道内の地質など調査時に、現在の岩内町で野生ホップを発見。
アンチセルは日本でも将来ビール産業が盛んになるという予見のもと、開拓使にホップ栽培を提言し、開拓使は東京でのビール醸造を考えていましたが、岩内町での野生ホップ発見から5年後、札幌で開拓使麦酒醸造所(現サッポロビール)が開業されました。

岩内町では、岩内町郷土館の前庭に、岩内サッポロビール会とサッポロビールが建立した野生ホップ発見の地碑があり、その横には見事なホップのアーチがあります。
ホップの実の最盛期は8月から9月です!皆さん是非、国産ビールのルーツである岩内町のホップをご覧になってください♪
案内情報
所在地 | 岩内町清住5-3 |
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